建設機械レンタルの基礎知識

レンタルとリースは違う?

必要なとき、必要な場所に、必要なものだけ。

レンタルの特徴は、必要なとき、必要な場所に、必要なものだけ借りることができること。日・週・月単位の短期間で手軽に借りることがき、お客さまにとっては購入するよりも安く済み維持費の負担はなく、さらにメンテナンスの必要がないなど、さまざまなメリットがあります。リースは年単位の長期で、途中解約の場合は違約金が発生し、メンテナンスは借りる側が行うことが一般的です。

建設機械レンタルがなかったどうなる?

人々の生活基盤である建物やインフラ整備を、支えています。

レンタルと言えば、皆さんの身近なものではレンタカーやDVDが一般的だと思います。「建設機械レンタル」は聞き慣れないかもしれませんが、実はレンタル市場売上全体の約半分を占めています。さらに街中の建設現場で使用される機械の約60%はレンタルによって調達されており、大手建設会社ではそれを超えるといわれます。建設機械は保有するだけで高い維持費を要し、また技術革新もめざましいです。建設会社がすべての機械を都度購入し、管理・保管しようとすれば、土地代や運送費など多くの費用と手間がかかってしまいます。そこで建設機械レンタル会社が機械を準備し、作業が終われば引き取り、機械整備も行う。レンタルを通して日本の街づくりを支えているといっても過言ではないのです。

建設機械レンタルのお客さまは?

総合建設業をはじめ専門工事会社や設備、それ以外のさまざまな分野に広がっています。

私たち建設機械レンタル会社は、主にビルや道路、橋などを建設するゼネコン(総合建設業)をお客さまとします。お客さまが造るそれらの建造物の規模や種類は多岐に渡り、同時期に多くの建設が進んでいます。私たちはそれぞれの工事工程や状況に合わせて、必要となる機械・機器を提供します。そのほか法面工事や地盤改良などの専門工事会社、自治体へのイベント関連什器、病院における非常用発電機など、レンタルを必要とするお客さまは様々です。費用を削減しながらものを大切に使おうという循環型社会であるいま、使いたいものを使いたい時にだけ、柔軟に対応できるレンタル会社が必要とされる理由が、ここにあります。

レンタルのポイント

大切なのは稼働率

建設機械レンタル会社は、建設機械をメーカーから購入します。購入した機械に社名を貼ったり、機体をそれぞれのコーポレートカラーに塗って自社の商品とします。そしてお取引先である建設会社などのお客さまに貸し出します。使用が終わり、機械が返却されたらすぐに整備、次のレンタルへと回していきます。こうして機械がお客さまのところで常に稼働しているよう、稼働率を高めることがレンタル会社にとって大切です。この循環を生み出すためには、ニーズにあった商品構成をととのえ、メンテナンスをしっかりと行い、ひとつの機械を長く維持させること、また、受注に迅速に対応することが求められます。

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